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誤嚥性肺炎は常在菌から感染?在宅介護の味方!次亜塩素酸水で口腔内ケアの勧め
常在菌とは人間の体に住み着いている細菌です。
常在菌は本来、外からやってくる細菌たちが定着しないように
防御するなど、人間の健康を支える味方として存在しています。
人間の体は細菌たちと免疫力の微妙な相関関係で成り立っているので、
高齢になることでそのバランスにゆがみが生じると、常在菌も敵に変わる
ことがあります。
誤嚥性肺炎がその代表的な病気です。
肺炎は日本人の死因第3位にあげられるほどの要注意疾患ですが
その種類は主に市中肺炎、医療・介護関連肺炎、誤嚥性肺炎の
3つに分かれます。
このうち、人の常在菌が関連しているのが、医療・介護関連肺炎と
誤嚥性肺炎です。
気管挿入などの医療・介護行為によって口腔内や咽頭内の常在菌が
肺に入って発症する医療・介護関連肺炎は、ある程度限られた人数に
起こりうる肺炎ですが、誤嚥性肺炎は日常生活に起因して発生します
ので、誰にでも起こりえます。
肺炎の入院患者の中で誤嚥性肺炎の割合は70歳代で約7割、90歳
以上では95%と言われていて、高齢になるほど注意が必要です。
若ければ免疫力も強いので、細菌の排除が可能なのですが、高齢に
なるほどその力が弱まり、口腔内の細菌たちが敵になってしまいます。
では、一体どうしたら誤嚥性肺炎を防ぐことが出来るのでしょうか?
有効なのは口腔内ケアです。
出来れば歯科医師による専門的なケアが最善であることは言うまでも
ありません。
介護施設などでは、週1回歯科医師を呼んで、口腔内ケアを行っている
ところも多いことと思いますが、在宅介護の場合はどうでしょうか?
訪問歯科を定期的に活用していますか?
なかなか難しい現状の場合は、せめて家庭内で手軽にできる口腔内ケアを
おすすめします。
それが次亜塩素酸水を使ったケアです。
市販の殺菌洗浄剤と違って、仮に誤って飲み込んでしまっても無害な
次亜塩素酸水は、使い勝手に大変優れています。
口腔内だけでなく、体の清拭(目鼻口周りや粘膜部分も含めて)や
消臭剤としても大変有能ですので、在宅介護の大きな助力となってくれる
はずです。
また介護施設でも、週1のケアに加えて、次亜塩素酸水を活用することで
日々の口腔内ケアの助けになります。
是非ご活用ください。