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手洗い後のハンドドライヤーで細菌が27倍に?次亜塩素酸水で自己防衛を!
手洗い後のハンドドライヤーで細菌が27倍に?次亜塩素酸水で自己防衛を!
ハンドドライヤーは多くの施設内トイレでよく見かけます。
トイレで用を足した後の手洗い後に、ハンカチで手を拭く必要が
ないので大変便利ですが、あまり衛生的ではないようなのです。
イギリスのリーズ大学の研究によると、ペーパータオルに比べて
ハンドドライヤーで乾かした場合の細菌数が圧倒的に多いことが
判明したとの事。
一体どういうことでしょうか?
この研究では、実験参加者の手に通常では存在しないある菌を付けて
ドライヤー周辺と1メートル離れたところでの細菌数を調べたそうなのです。
その結果・・・
・高速の空気で手の水滴を飛ばすタイプのもので約27倍
・暖気でゆっくり乾燥させるタイプのもので約6倍
ペーパータオルで手を拭いた場合と比べて細菌数が多かったという結果でした。
さらには
「ドライヤー周辺の空気中に15秒以上滞留し、5分経過後でも48%、
15分経過後もまだ滞留していた・・・」
そうなのです。
何ともびっくりな結果です、これは。
ハンドドライヤーを使用することで、他人が持っている菌をもらい、
自分の菌を他人に与えるという、場合によっては「感染症の受け渡し」
が行われるわけですから、これは早急に対策しなければなりません。
特に介護施設や病院でハンドドライヤーが使われている場合は、即中止
すべきでしょう。
以前書いたブログで、トイレ後の手洗いの現状について触れましたが、
小便後の手洗いは
水だけで洗う・・・57.2%
洗わないまたは水でちょっと流す・・・3%
大便後の手洗いは
水だけで洗う・・・34.7%
洗わないまたは水でちょっと流す・・・3%
という結果でした。
大便後ですら、水洗いのみで済ませる人が4割近くいるわけなので
トイレットペーパーを貫通して手に付着するといわれる大腸菌などの
細菌たちは、トイレの空気中に常時滞留していると言っても過言では
ないかもしれませんね。
今さらながらですが、ハンドドライヤーでのトイレ内細菌感染を防ぐには
「正しい手洗い」をすることが第一義です。
石けんを泡立てたあと、手のひら全体・指の間・爪・手首をしっかり
洗い、流水で十分に洗い流す。これを2回繰り返す・・・
しかしこれは、トイレに入る全員が励行しなければあまり意味がありません。
ですので、実際には「自己防衛」が肝心だと思います。
今日からトイレに入るときは「次亜塩素酸水を吹き付けたマスク」を着用
してから入るようにしましょう。
また、手洗い後トイレを出たら必ず次亜塩素酸水を手にスプレーしてください。
(ドアノブに菌が付着している場合があるからです)
受験を控えたお子様や高齢者がいるご家庭や、インフルエンザ・ノロウイルス
流行シーズンにはなるべく上記2点を実践してみてくださいね。
転ばぬ先の杖ですよ。