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次亜塩素酸水を加湿器に入れて使用する際の注意点
これからの季節、次亜塩素酸水を加湿器に入れて、空間全体を
除菌消臭したいという御家庭や塾が増えてくると思います。
受験が追い込みシーズンを迎えると共に、インフルエンザなどの
風邪をひきやすいシーズンにも入りますので、出来るだけ対策を
講じてあげなければなりません。
知り合いの息子さんがセンター試験の2日目にインフルエンザが発症し、
散々な結果にガックリしていたのを覚えているので、受験生を抱えた
御家庭や塾のオーナーは是非とも気を付けてあげてほしいと思います。
インフルエンザの感染経路は主に「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」
の3つです。
「空気感染」とは文字通り空気中のウイルスによって感染することですが
冬場になぜインフルエンザの患者数が多くなるかというと、ウイルスたち
は低温で乾燥した環境が大好きだからです。
また乾燥していると、塵や埃と共にウイルスも飛散しやすくなります。
ある実験結果によれば、
「気温20℃・湿度50%以上」になると彼らは生存しにくくなるという報告が
ありますので、室内の空気もできるだけそうなるよう配慮が必要です。
そこで、次亜塩素酸水を加湿器に入れれば良いのでは・・・と発想するのですが、
注意点があります。
通常の市販されている加湿器に次亜水を入れて使うと、それが故障の原因に
なりうるということです。
タンクと本体の間に使われているゴムパッキンが次亜水の影響で劣化し、
水漏れにつながるからです。
次亜塩素酸水を加湿器に入れて使用する際には必ず、部品に耐塩素処理が
施された専用の機械をお求めください。
弊社の場合、30畳まで使えるタイプ( https://plutech.net/item/gl2828/ )
や~200畳タイプ、~1200畳タイプなど、使用空間に応じて専用の超音波噴霧器が
ラインナップしておりますので、ほとんどのシチュエーションに対応できます。
詳しくはご相談ください。
また、「飛沫感染」「接触感染」対策にはしっかりとした手洗いやマスクが
必要ですので、お子さんの外出時には必ず次亜塩素酸水を入れたスプレーを
携行させ、手すりやドアノブをさわった後の手のひらやマスクにも時々振り
かけるように言ってあげてくださいね。
なかなか意識できないとは思いますが・・・(笑)