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次亜塩素酸水が歯科医院で使われている?

前回は水虫の話でしたが注意してほしいのは、次亜塩素酸水は医薬品でも医薬部外品でもありませんので、治療効果をうたうことはできないということです。

除菌力は間違いないのですが、それが「人体に対する」となると話がややこしくなってきます。
(薬機法に抵触する恐れが出てきます)

ですから人やペットなどに次亜塩素酸水を用いる場合は、あくまでも「自己責任で使用する」ということが前提となります。

ところでタイトルにあるように次亜塩素酸水は歯科医院でも使われているというのは本当でしょうか?

私が独自調査したところ、地域によっては10件に1件くらいの割合で次亜塩素酸水が使われていました。使われ方も色々で、器具の洗浄に使ったり空間に噴霧して空間衛生に用いたり、中には歯周病などの治療に使用している医院もありました。

歯周病治療?と驚かれるかもしれませんが、次亜塩素酸水の実力からすればそんなに驚くことではないと思います。
しかしこの治療は、あくまで歯科医師の判断のもと、自由診療・保険外診療として行われているわけです。

私も個人的に次亜塩素酸水を使ったうがいを励行していますが、口の中がさっぱりしてとても気持ちがいいです。

誤嚥性肺炎で亡くなる方が高齢者に多いようですが、日頃からの口腔内ケアが大変重要なポイントだそうです。老人ホームなどでは、週に一度歯医者さんに来てもらって、口腔内ケアを習慣づけられていても、在宅介護の場合は定期的なケアが難しいと思います。

有機物に触れるとただの水に変わるという次亜塩素酸水の特質を活かして、口腔内保清に用いていけば・・・

少しでも現状の改善に役立つヒントになれば幸いです。