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記録的長雨と熱中症対策について

8月に入って、東日本の太平洋側を中心にぐずついた天気が続いています。

東京都心では16日連続の降雨で、8月としては40年ぶりの記録的な長雨だそうです。

この長雨で、海やプールなど夏のレジャーや野菜価格にも大きな影響が出ているようですが、来週22,23日あたりから天気が回復してくるに伴い、もう一点注意を要する問題があります。

それが「熱中症」です。

熱中症が起きやすい時期は、1年の中でいつごろかご存知でしょうか?

正解は「梅雨明け」ごろです。

梅雨明けはすでに終了しているはずですが、この度の長雨の影響で、まるで梅雨時期のような天候でしたから、来週のはじめあたりが丁度梅雨明けごろと似た状態になってくるわけです。

さて、熱中症がもっとも起きやすい場所はどこでしょうか?

「もちろん屋外でしょう」と答えが返ってきそうですが、正解は「家の中」です。

家の中で熱中症にかかる方が、なんと全体の40%を占めるそうですからびっくりです。

では、家の中で熱中症にかかりやすい場所とはどこでしょうか?

トイレや廊下?などという答えが返ってきそうですが、答えは「キッチン」なんですね。

キッチンでは鍋に水を入れてお湯を沸かしたり、調理で頻繁に火を使います。
実は、家の中で最も高温多湿になりやすい危険な場所なんです。

台所は「女の城」と言われますが、そんな過酷なお城で城主をして下さっている奥様達にあらためて感謝しなければなりません。

また、屋外で注意すべき意外な熱中症発症ポイントは「雨の日のレインコートの中」だそうです。
蒸れ蒸れ(多湿)のレインコートの中は、自転車をこいで体温が上昇(高温)している状態ですので注意が必要です。

体が渇きを感じていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう!

P.S
長雨と言えばカビの発生でお困りの方も多いと思います。
カビを駆除した部分やカビが生えやすいところには、こまめに次亜塩素酸水をかけ、ふき取っておきましょうね。