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ノロウイルス患者が出勤!その時次亜塩素酸水は無かった⤵

ノロウイルス経口感染が主な感染経路ですが、患者の吐瀉物や便を
処理した際、手についてしまったウイルスを通じて「接触感染」が
起きたり、処理後に残留したウイルスが、空気中にまいあがり、それを
吸い込むことで「空気感染」が起きたりもします。

身近にノロウイルスに感染した人がいれば、その人との接触や
同じ空間にいることを極力避けなければなりません。

また、患者が触ったものや、嘔吐物は適切に処理しなければなりません。

以前の会社で、ノロウイルスに感染した社員が出勤してきたことが
ありました。

異常なほどの腹痛と下痢、吐き気に見舞われたその社員が、病院で診察して
もらった結果、ノロウイルスに感染していると告げられたのですが・・・

なんとその社員は、大事な会議があるからと、遅れて出勤してきました。

ノロウイルスに感染したことは出社後に報告されたわけです。

会議の席で送れた訳を「実はノロウイルスにかかっちゃいまして」と
言ったその言葉に一同唖然としました。

さあ、それからが大変です。

次亜塩素酸ナトリウムを買ってきて、彼が触ったであろう箇所は全部
消毒です。

机の上、座った椅子、あらゆるドアノブやトイレ、コピー機など
彼が接触したと思われる個所は、全部消毒しまくりました。
(その頃次亜塩素酸水を知っていればなあ・・・)

保健所の指導では、吐瀉物等の処理には1000ppm濃度の次亜塩素酸
ナトリウム水を使用することが推奨されていますが、飛び散った範囲が
広範囲だったり、飛散した箇所がまわりの壁紙やソファなどの場合は
次亜塩素酸ナトリウム水を使用すると、素材を痛めてしまう危険性が
ありますので、注意が必要です。

残留物があると空気感染の元にもなりますので、出来れば徹底的に
ウイルス対策したいですよね。

そんな時重宝するのが、やはり次亜塩素酸水です!

広範囲に噴霧することもできますし、素材を痛めることなく対処できます
ので、本当に便利です。

有機物に触れると水になり、残留しないのもいいですね~。

職場には、次亜塩素酸水を常備しておかれることをお勧めします。

ノロウイルス患者(と自分がわかっていながら)が出勤してくるなんて
めったにないことでしょうが、インフルエンザに罹ったことを自覚ない
ままに出勤!なんてことは結構あるでしょうからね。